YOKOHAMA Display Museum

  • 【個人宅不可】Georgia OKeeffe RED AMARYLLIS1937

YBIIGO6278 4【個人宅不可】Georgia OKeeffe RED AMARYLLIS1937

¥10,000(税抜)/1コ
サイズ
305x380x32 700g 吊り金具仕様=ヒモ
素材
天然木(突板 表面:トウキササゲ、芯材:パイン)・PET・MDF・紙
メーカー
(株)美工社
発注ロット
1

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商品説明

ジョージア・オキーフ (Georgia O’Keeffe)アメリカ合衆国ウィスコンシン州サン・プレーリー生まれ1887年生まれ。(1887〜1986)
アメリカのモダニズムを牽引した20世紀の重要作家のひとり。
花々や動物の骨などの自然物から、ニューヨークの高層ビル、そしてニューメキシコの風景などを描いたことで知られている。
美術界の女性の地位、ジェンダー不均衡の中、オキーフはスティーグリッツのもと、男性中心主義の美術界で認められるべく挑戦してきた。1910年頃、スティーグリッツは当時の慣例に反抗し、男性作家と同様に女性作家が評価されるよう働きかけていた。
初期の頃からオキーフの作品をジェンダーの観点から評価し、抑圧された女性性から解放された表現だと宣言していた。
またフロイトに傾倒していたスティーグリッツは、性のエネルギーこそアートに必要だと感じ、オキーフ作品を女性の身体と結びつけた展示を開催してきた。
そんなオキーフは、日本のフェミニスト作家の田部光子にも影響を与えた。
田部は、1950年代の早い時期からジェンダー問題を意識して活動した作家で、オキーフの花の作品から着想を得た「Hana」を1990年に発表した。
一方で、オキーフ自身はスティーグリッツがつくり上げた「女性的な作品」というパブリックイメージに強く抗議しました。そして20世紀初頭のアメリカで最も急進的だったフェミニスト政治団体、「ナショナル・ウーマンズ・パーティ」にも所属し、「女性は生来的にこうである」といった本質主義者たちを真っ向から否定しました。
1946年にはニューヨーク近代美術館(MoMA)で女性初の個展を開催しました。
モダニスト作家としてだけでなく美術界のジェンダー格差に挑戦したオキーフは、美術界だけでなく女性社会史的にも重要作家と言える。

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